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適所・適材「ハイブリッドクラウド」取組事例のご紹介

■Google Appsをセキュアに利用するための取組

 これまで携帯電話・スマートフォンなどから社内メールを閲覧する仕組 (以下リモートアクセス)として、自社独自のシステムを利用していました。今回、このリモートアクセスの仕組をGoogle社が提供するホスティング型アプリケーションサービスのGoogle Appsに置き換えました。従来の自社独自のシステムでは、変化の激しいモバイル端末への対応に多大なコストを要していました。Google Appsに置き換えることで、これらのコストを意識する必要が無くなり、さらに最新のデバイスに迅速に対応することができるため、ユーザにとっても非常に便利な仕組となっています。
 導入に際しては、認証システムを強化するとともに、当社とGoogle社間の通信の暗号化や、セキュリティポイントの分散を防ぐための再転送の禁止など、セキュリティ面で多くの工夫を施しました。
 現在は、メール・スケジュール機能だけの限定利用ですが、ドキュメント管理など活用の幅を広げていく予定です。

■「OluOlu(TM) CABINET」によりセキュアなデータ交換を可能に

 データ交換をセキュアに行う仕組として、当社の提供する「OluOlu CABINET」を利用しています。
 OluOlu CABINETは、ネットワークを通じたドキュメントの保管、ワークフローの設定、アクセスログの管理など、ファイルを保管し、有効活用する機能を多数盛り込んだSaaS型文書管理サービスです。
 OluOlu CABINETを導入したのは、こうした機能・特徴によるメリットはもちろん、自社製品の導入により、他社サービスとのコラボレーションなどの可能性を開拓でき、一層のサービスの品質向上を図ることができるためです。

■クラウド環境での利用を見据えた最新型デバイスの検証

 現在、話題を集めているタブレット型デバイス「iPad(R)」。iPadは、PCに近い操作性や、多様なWebアプリケーションと連携できる拡張性を持ちながら、持ち運びも容易などの特徴を持ったデバイスです。今回、iPadからGoogle AppsやOluOlu CABINETなどのクラウドとの接続のほか、Webベースで作られている社内システムの利用などを検証しました。その結果、クラウドサービスの利用により、セキュアで利便性の高いモバイル環境を提供できることが確認できました。また一方で、FlashなどのWebコンテンツが正しく表示されないといった利用上の制限も確認できました。モバイル端末のライフサイクルはとても早く、Android(R)搭載のタブレット端末も登場しており、今後も最新のデバイスの検証を行い、ビジネスにおける活用のシーンを検討していきます。

ハイブリッドクラウドの実証を行っている当社情報システム部門のメンバー

(IT Frontier NEWS 2010 WINTER SHOWCASE 掲載)
掲載内容はすべて、IT Frontier NEWS 2010 WINTER  発行時点のものです。